看護部のご紹介

ナイチンゲールの夢に向かって

看護部が目指しているもの

 ナースが生き生きと自信をもって看護をする病院づくりをめざして、理論に導かれた根拠ある実践をするために、実践を導く看護理論として薄井坦子の『科学的看護論』を据えています。
 その人の自然治癒力を高めるために、安全で質の高い看護を提供すると共に、相手の立場を尊重し、心のこもった看護を実践します。
 その実現のために看護体制の充実と教育に力を注いでいます。

よりよい医療を提供するために看護観を共有しています

 看護観を共有することの意味は、看護観が感覚的であったり、個人の価値観に左右されるものであってはなりません。一人の対象にチームとして関わるとき、その対象の事実の判断規準に違いがあると一貫した関わりができなくなることや、看護の必要性を判断する根拠が曖昧となり、チームとして共通理解をして実践することが難しくなります。これらのことから、当院では看護観を『生命力の消耗を最小にするよう生活過程をととのえることである。』(Nightingaleが定立した看護の定義)を共有しています。
 共有することで共通の視点で対象の事実を見ることができ、その事実の判断規準が明確になります。
 看護は、他者の判断や援助をする仕事ゆえに、自己流であってはいけません。他者に責任を持つということは、判断根拠となる拠って立つ確かな理論がなければなりません。そのことから、ナイチンゲール看護論を基盤にすえた『科学的看護論』に基づいて実践しています。
健康の段階に応じ、看護を提供します
  1. その人が可能な限り、最高の健康状態に到達できるよう援助します。
  2. 病気や障害をもちながら、その人らしい自立ができるよう援助します。
  3. 終末期の方が望む場所や方法で、尊厳ある生を全うできるよう援助します。


看護部組織における委員会の活動

組織図


よい看護実践をめざすナースに成長するためにととのえていること

1.新人教育
新人1ヶ月フォーローアップ研修看護基礎教育での学びをベースに、自己の看護体験を客観視しながら看護実践能力を伸ばしていけるように、卒後3年間の教育プログラムを作成しています。当院の卒後教育の特徴は、短期間にテクニカルな技術をマスターすることではなく、"育って欲しい看護師像"を『対象の事実を見て、その意味を考えて判断して関わり、その実践を客観視し"看護とは"に照らし、対象の位置から評価できること』と示し、看護実践能力の本質を求めているところにあります。エルダーナース・プリセプターナースによる個別指導を行い、個々の成長を確認しながら進めています。


2.看護部全体の教育
卒後3年目研究発表年間教育プログラムに基づき教育委員会が活動しています。院内教育プログラムは、階層別教育・集合研修・研究発表・トピックスなど、院外からも講師を招いて行っています。その他に、院外研修・施設間交流研修・学会へ年間計画を立て参加しています。


3.教育的環境をととのえる
研修・実習生オリエンテーション進学
私たちは常に「看護とは何か」を問われる仕事をしています。自己の実践をとらえ返し、課題を明らかにする目的で大学院に進学する人や、認定看護師をめざして研修を受ける人がいます。資格を取得後、再び当院でその力を発揮しています。

実習・研修の受け入れ施設
看護専門学校・大学・大学院・認定看護師の研修・他の施設からの研修を受け入れています。


4.看護実践をチームで共有する
卒後3年目研究発表全病棟で毎日、カンファレンスを行い看護の方向性を共有しています。
さらに、よい医療を提供するために、医療部・看護部・医療技術部・事務部と毎月合同カンファレンスを実施しています。


5.生き生き働くためには、マンパワーの充実を図ること
入院基本料は、7対1であり、ゆっくりと患者さまと関わることができる配置となっています。また、勤務体制は、二交代制を導入し完全週休二日です。この体制により、まとまった休みが取れることがリフレッシュにつながっています。



看護部の活動

1.さくら会
会員相互の親睦を図り、あわせて文化教養を高め、福利厚生を図ることを目的としています。
[ 活動内容 ]
 6月  さくらんぼ狩りなど
12月 クリスマス会
 2月  コンサートや講習会など

2.看護の日の取り組み
5月12日は、ナイチンゲール生誕の日です。
当院では、お茶とお花で来院された方をおもてなししています。